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海外旅行向けデジタルトラベルパスの導入を推進

キャセイパシフィック航空は、香港発ロサンゼルス行きのフライトで実証実験を再度実施

 

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キャセイパシフィック航空では、新型コロナウィルスの検査結果やワクチンの接種記録など、各国政府が定める健康関連の入国要件を満たしていることを的確に証明し、国際線旅客に安心と利便性をもたらすデジタルトラベルパスの導入を強く支持しています。

 


 

2021年3月15日には、香港発ロサンゼルス行きのCX880便において、出発に際する手続きの検証、および精査を目的としたデジタルトラベルパスの最新の実証実験を実施しました。

 

今回の実証実験では、ボランティアで参加したキャセイパシフィックの運航乗務員および客室乗務員とともに、コモンパス(CommonPass)認証アプリと出発前の迅速PCR検査の記録を使用し、氏名と旅券番号に加えて当局が求める規定時間内に認定検査機関で取得した、新型コロナウィルス検査の陰性証明を含めたデジタル証明書が発行されました。デジタル証明書の導入は、コロナ収束後の海外旅行に際してスムーズでストレスのない出発前の手続きを実現すると同時に、需要回復時に運用能力強化が求められる空港においても持続可能な解決策となります。また、将来的にこの認証プロセスは安全な国境再開を目指す出入国管理のプロセスにおいても活用されることが見込まれています。

香港/シンガポール線における昨年10月の実証実験に次いで、キャセイパシフィックは今回も香港空港管理局(AAHK)、国際非営利団体コモンズ・プロジェクト、香港のスタートアップ企業であるプレネティクス社と連携でき、大変光栄です。なお、キャセイパシフィックはIATA(国際航空運送協会)が開発中のデジタル証明書アプリ「IATAトラベルパス」のアドバイザリーグループへもメンバーとして参画しています。

 

キャセイパシフィックのカスタマーエクスペリエンス&デザイン部門のジェネラルマネージャーであるヴィヴィアン・ローは、「世界各国で課されている渡航制限の影響で、海外旅行市場は冷え込んだ状態が続いています。国境が再び全面的に開放されても、各国政府の入国要件として旅行者には新型コロナウィルスの検査結果やワクチンの接種記録の提示が求められると考えられます。」

 

「海外旅行の回復を安全かつ着実に進める上で、デジタルトラベルパスは重要な役割を果たすと確信しています。従って、再び多くのお客様をお迎えする態勢を整えるため、私どもは業界パートナーと連携しながら世界共通のデジタル証明書の導入に向けた取り組みを続けています。今回の実証実験を成功に導いたパートナー各社の協力に対して深く感謝いたします」と述べています。

 


 

デジタルトラベルパスは各国で実用に向けて

 

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デジタルトラベルパスは、各国の航空会社で導入に向けて進行中です。先日、日本での取り扱いについて、ワクチン接種が難しい方もいますので、すべての人にデジタルトラベルパスが発行できないとの記事がありました。 (課題ですね)

また、IATAトラベルパス側でも、デジタルの偽証明などが必ずでてくるので、デジタルアプリの問題点を早急に対応していかなければならないと発表していました。

 

とにかく世界各国の航空会社が、海外旅行再開に向け一丸となって動き出しました。